ヴェネツィア(メストレ)から今晩は! もこなです
前回トレント観光記事以降、すっかりブログの更新が途絶えていましたが旅人は未だ存命です
猛暑のイタリア旅は時に過酷です
2018年8月10日現在、ようやく酷暑から脱するのではないかという気温になりましたが日中の観光は少々危険
なにより旅人は先々でhelpxヘルパーとして無賃仕事(無料の滞在場所と食事がもらえる)をしながらなので体力勝負
ここで少々私のトレント以降、何があったのかを振り返ってみたいと思います
トレント観光と友人との再会を果たした旅人はボローニャ近郊の田舎村ドッツァDozzaにあるファームにてhelpxを開始しました
ドッツァのオーナーは奥さんがイギリス人、旦那がイタリア人、そして2人の娘という家族
奥さんはとても親切な方で歓迎をしてくれましたが、2人の娘さんは元々シャイな性格だったこととティーンエイジャーという難しい年頃だったことから部屋に引きこもっていることが多く私との交流はほとんどなし
旦那は農業の外仕事(近隣の庭片づけやらを頼まれる様子)が多くほとんど家にいない時期でした
ファームで私は、草むしりや納屋のペンキ塗り等外仕事を頼まれることが多く酷暑ですっかり疲れてしまいました
家族と話す機会も少なく孤独で体力的にも厳しい
3週間ドッツァに滞在する予定でしたが気分が落ち込んでしまったので環境を替えることを決意するのに時間はかかりませんでした
私はこの度イタリアを90日間弱旅する計画でしたので、helpxホスト先を渡伊前にある程度決めていました
夏のイタリアは多くの旅行者が行き交うので人気のhelpxホスト先とは事前に連絡を取っておきましょう(workawayでも)
workawayとはhelpxと同じボランティアサイトで数時間の手伝いと交換に無料の滞在先や食事がもらえます(共に要登録)
決めていた予定を急に替えるのは少々勇気のいることですが、体力、精神的にも限界でしたので行動あるのみ
何より私のイタリア滞在期間は限られています
ボローニャ近隣の別のhelpxオーナー先にダメもとで連絡を試みました
この度フェッラーラという古都を観光したかった旅人は近郊のホスト先にメッセージを送信
驚くことに次の日フェッラーラ近郊のホストから返信をもらいました
「私達には予定していたヘルパーがいましたが2週間前から連絡が取れません。おそらく彼は我が家に来ないとは思うのですが、もう一日待っても連絡がないのであればあなたに来て欲しいです」
とのこと
ダメもとでも連絡ってするものですね
とりあえず返信してくれたことに感謝をし、連絡を待つ旨を即返信
数時間後に
「私は予定していたヘルパーの返信を待たないことに決めました。10日間の間に3通のメッセージを送りましたが彼は返信してくれませんでした。よって2日後以降であればあなたに来て欲しいと思っています」
そうと決まれば即行動です
ドッツァのホストには滞在期間の変更を相談し、フェッラーラ近郊ホスト先に移動
残念ながらフェッラーラ近郊ホストは数日後に2週間のホリデーに出掛けるので5日間だけの滞在になり、私の今後の予定先との間に数日空白が出来てしまいます
しかし先の滞在先を探すことになってもドッツァからの移動は必須でした
「先がどうなるかは分からないし、ともかく移動だ!」
ちょうど移動をした頃に、イタリアで再会出来るかもしれないと以前から連絡をしていたイギリス人の旅友達から連絡が
彼女はNZワーホリ時、最初のボランティア先ホステル掃除仲間で私の旅の始まりに出会ったヘルパー友達です
彼女は友達がイタリアのトスカーナ地方で結婚式がある為オーストラリアワーホリを途中で辞めてイタリアに来ていました
彼女の旅の予定は大変柔軟
当初はトスカーナ地方を旅するだけと言っていましたが、どうやらミラノからヴェネツィア、スロベニアへ向けて移動することにした様子
新しいhelpxホスト先で5日間の滞在後にヴェネツィアへ行けば再会出来そうであることに気が付いた旅人は即連絡
こうしてヴェネツィアにてNZワーホリ友達と無事3年ぶりの再会を果たせました!
なぜかここ数日怒涛のごとく予定にない出来事が起こり続けていましたが、旅は柔軟に予定を変えていく必要がありますね
旅をしていると予想以上に良いことと悪いことが交互に起こり、気分が高揚したり低迷したりします
限られた期間の旅ですから楽しく過ごしたいものです
次なる再会予定の友達と無事再会出来る事を祈って本日は失礼します