もしもスモールライトを貸し与えられたのなら…

ケアンズからおはようございます もこなです!

昨日20日間と少しお世話になったマグネチックアイランドを飛び出し、ここケアンズへはるばる移動してきました

ケアンズは日本からの直行便もあるオーストラリアの玄関口

街の規模こそ大きくはありませんが、マグネチックアイランドや1770のような田舎暮らししかしていない人間にしてみれば大都会!

久々に沢山のお店や人を見ました

毎晩満天の星空と天の川が見える田舎暮らしも良いのですが、時には街に出掛けてみるのも良いですね

正直長い道のりでした

昨日は朝から荷造り

私は荷造りが大嫌いな旅人です

どれぐらい嫌いかと言うと、「荷造りしなくちゃいけないならオーストラリアに行かなくてもいっか!」と思う程度に嫌いです

今回オーストラリアに無事来れたのは先んじて片道航空券を買っていたからであって、「荷造りしなくちゃこの航空券がもったいないことになっちゃう…」っと必死にまとめた感じです

人間、期限を決めると何だかんだで間に合わせようとするものです

お蔭で昨日の朝はだらだらと荷造り

「荷造りしなくちゃいけないなら移動しなくてもいっか!」とか考えつつ、次のhelpxオーナーとの約束を守るべく必死に手を動かす

よく「旅は準備している時が一番楽しい」なんてキャッチフレーズで旅情感誘おうとしている旅行会社がありますが、アレ絶対逆効果だって!

「旅の準備しなくちゃいけないなら旅しなくてもいっか!」っと思っている人は結構いると私は思うよ?

こんな不毛な作業の為に1時間も費やす焦燥感

一日は24時間しかないのに、その1/24をこの不毛な作業に充てなければいけない屈辱

荷造りとはこの葛藤との戦いに勝利して始めて成せる高等な作業だと私は思っています

私はこのオーストラリア旅に向けて大幅に荷物を減らしています

以前ワーキングホリデーをしたニュージーランド、フランスでは旅行鞄(いわゆるコロコロ)を引きつつ身体の前と後ろにリュックサックを背負うというスタイルで旅をしていました

旅行鞄は有ると便利なのですが、頻繁に移動するのであれば結構邪魔な存在です

特にヨーロッパの石畳の道で旅行鞄を引っ張り移動は、想像以上に大変

その反省を生かし、今回はリュックサックを前後に背負い手提げを持って移動するという正式なバックパッカーデビューを果たしたわけです

全体的な持ち物は減ったのですが、荷造り時間の変化は不思議とない…

この前後に背負うリュックサック達の総重量は20㎏以上

背負っている大きめのリュックサックは16㎏、中型のリュックサックは7㎏くらい

飛行機に乗る関係で荷物の重さを量って空港へ行きましたが、旅をしていると荷物は増えていく一方なので現在のリュックサック達の正確な重さは分かりません

このリュックサック達と紙袋一つ、おまけにマグネチックアイランドhelpxオーナーが庭で採れたパパイヤをお土産に持たせてくれたから手荷物いっぱい!

歩くたびにこの20㎏を超えた荷物達の重みに耐えなければいけないので足元フラフラ

私は身長157㎝という平均的な日本人女性ですのでリュックサックを背負うと言うより、リュックサックに挟まれている人にしか見えません

ドイツ人のような屈強なボディーを有していたのであれば…と悔やまれますが、ない物ねだりをしても仕方がないのでリュックサックに挟まれつつ頑張って移動しています

ご存じかと思いますがオーストラリアは日本の20倍以上の国土面積を誇る広大な国

マグネチックアイランドから対岸の街タウンズビルへ移動し、長距離バスに乗ってケアンズへ来たのですがタウンズビル~ケアンズは5時間半かかります

地図上で見ると大した距離ではなさそうですが、目の錯覚です

オーストラリアその物がデカイので地図上の大きさと実際の大きさにはかなりの差があります

もしもドラ〇もんがスモールライトを貸してくれたのならばオーストラリアを20分の1にしてやりたい感じです

こんな広大な国を一周しようなんて考えている若者が多いことに私はビックリです

誰かにオーストラリア一周旅行を誘われたとしても丁重にお断りさせていただこうと思います

もう長距離移動は沢山です

そんな訳で昨日は長い移動と重い荷物でフラフラ

ホステルに着いたら即シャワーを浴び、横になったと同時に熟睡です

枕に頭がつくかどうかも分からないくらいの瞬間ワザです

以前「ホステルの選び方」とか私言ってましたが、疲れていればどこでも眠れるようになります

お蔭で今朝はスッキリした目覚め!

朝食のバイキングでベジマイトを発見し、ウキウキとトーストに塗っていたら通りすがりの男の子(国籍不明)に「何それ?」と尋ねられたのでベジマイト布教活動を実施

どうやら彼はベジマイトを気に入ったようで、遠くの席に座っていたにも関わらずガッツポーズを送ってくれました

この世にまた一人のベジマイト好きを誕生させることができ、清々しい朝!

しかしスッキリした頭でよく考えてみたら

スモールライトでオーストラリアを小さくするより、自分の荷物を小さくした方が良いのではないか?っという大発見をしてしまった私は、これから中距離バスに乗って次なるhelpx先に向かうのでした

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