マイ・ディーレ・バンザイ(MAI DIRE BANZAI)の存在を何故かオーストラリアで知る日本人

ブラックヒースBlackheathから今晩は! もこなです

私はオーストラリアにワーホリに来て5か月が経つ旅人です

現在はシドニー近郊のブルーマウンテンズ自然公園にある町の一つブラックヒースのB&B兼ホステルにて清掃のhelpxをしています

helpxとは手伝いをすることで無料の宿と食事がもらえるボランティアシステムのことで、コレを利用してオーストラリアを旅しています

因みにブラックヒースは私のオーストラリアでの7番目のhelpxになります

私はここで5時間×5日、週休2日で働き無料宿と食事を得て暮らしています

私がお世話になっているホストは南アフリカ出身の夫妻ですので英語で会話をしています

現在、私の他に3人のイタリア人と1人の中国人がヘルパーとして滞在中

私は個人的にイタリア好きで、以前イタリア語を勉強する為留学をしていた経験がある程です

偶然とは言えイタリアンな環境ですので忘れかけていたイタリア語を少し復習

そしてネイティブイタリアンの会話を聞いたり、話したりしてもいます

一昨日から続く雨のせいで、どこへ行くことも出来ず暇な週末を過ごしました

どういう訳か夕食の後だらだらとおしゃべりをすることが多いのですが、今晩は謎のテレビ番組の存在を知ることに…

MAI DIRE BANZAI(マイ・ディーレ・バンザイと読みます)

直訳すると「万歳と絶対に言うな」という名のタイトルが番組名なのですが、このテレビ番組は日本のテレビ番組としてイタリアで放送されていたそうです

タイトルの名前からしてふざけていますが、内容もかなりふざけており「像と綱引きを一人の人間がする」とか「大玉に乗って坂を転がり落ちる」とか30年前くらいの日本のお笑い番組を幾つかつなげたパッチワーク番組です

どうやらイタリアの若者はこの日本のお笑い番組を見て育った人が多いようで、

「雨の日とか外に出られない午後は兄弟とコレ見ていたよ」的な暇つぶし番組のようでした

しかし3人のイタリア人が3人とも知っている程度には人気の番組だったようで、「日本人っていうと、普通では考えられないようなバカをするイメージがあった」そうな

「なんということでしょう!」←ビ〇ォーアフター調で

イタリアの若者の抱く日本のイメージっていったい…

私がイタリアに滞在していた時にお世話になったホームマザー宅には、テレビがなかったのでイタリアのテレビ番組を見る機会がありませんでした(その代わりラジオを毎朝聞いていました)

日本のアニメはイタリアでも人気で、日本好きなイタリア人は案外アニメ好きが高じて日本語を勉強してもいます

私もアニメが好きなので、好きな日本のアニメのイタリア語吹き替えと字幕で見て楽しんでもいました(DVDを購入するという形で)

しかしローカル番組にはとんと疎かったせいか、日本のテレビ番組がイタリアで放送されていようとは知りませんでした

「おしん」がイタリアで放送され大変人気だったらしい話はコラムで読んで知ってはいましたが、まさか日本のお笑い番組まで輸入されていたとは…

日本のどうしようもない程にバカバカしいお笑いが日本の普通とか海外の人に思われていたらしい事実を知り、結構衝撃的な夜となりました

私の働きが彼らの間違った日本人像を払しょく出来れば幸いだなぁと思います

(内1人のイタリア人女子は大学で日本語を勉強しており、実際日本で数か月暮らしてもいたので流石に日本人は突き抜けて可笑しな国民ではないことを熟知しています)

海外から見た日本のイメージって、日本人が想像するものとかなり大きな差があるのだなぁと気づかさせられました

日本人はイタリア食とか町並みが好きでイタリアへ旅行に行きますが、イタリア人が日本へ旅行に来る人数は日本人と比べて半数にも満たない程度でしょう

イタリア人は「日本って東の果てのアジアの国の一つで、車と電気製品制作に長けた国」程度の知名度です

実際、世界地図を広げて「日本はどこでしょう」とすぐに分かる人はよっぽどの日本好きでない限り難しい質問ではないでしょうか

そんな遠い異国ですから、イメージを膨らますのも容易なことではありません

それにしてもマイ・ディーレ・バンザイっていったい…

にほんブログ村 海外生活ブログ ワーホリへ
にほんブログ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
レスタングル(大)広告
レスタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レスタングル(大)広告