激突!アルデンテ論 副題:麺はコシが命です

マグネチックアイランドから今晩は! もこなです

現在お世話になっているhelpxオーナーさんと喧嘩寸前の応酬中

問題は麺のコシについて

皆さんスパゲッティはアルデンテに茹であげていますか?

因みにアルデンテとはパスタを茹でるとき「歯ごたえが残る」茹で上がり状態のことで日本語で言うところの「麺にコシがある状態」に似た表現です

私はイタリア料理好きなのでパスタはアルデンテが最も良いと考えています

リゾットも米に芯が残るくらいが美味しく感じる人間です

中華粥好きでもありますが、粥は柔らかくて良いのです

要はその料理に最も合った出来上がりであることが重要と考えています

簡単な仕事を手伝う代わりに無料の宿と食事をもらえるhelpx

現在お世話になっているhelpxオーナー(オーストラリア人女性)はシェフ歴(インドレストラン)のある料理上手

しかしやはりオーストラリア人ですからアルデンテを理解出来ていない!

事の発端は昨日の朝

仕事を始める前にランチのメニューについて雑談していた時に遡る

ここオーストラリアは英国領時代が長く英国文化がそこかしこにみられる多国籍国家

色々な国からの移民を受け入れていたこともあり食のバラエティーも豊富です

イギリスやアメリカで定番のマカロニ・アンド・チーズも家庭料理として普及しています

問題はこのマカロニ・アンド・チーズ(通称マッケンチーズ Mac’n Cheese)

helpオーナーがマッケンチーズをスパゲティで作ると言い出した!

マッケンチーズは茹でたマカロニにチーズソースを絡めたグラタン料理

マカロニを茹でた後ソースと絡めてキャセロールに入れオーブンで表面に散らしたチーズが溶けてカリカリなるまで温めてともするのが一般的だろうと思います

スパゲティで作ったら完全に麺がのびるよね?

個人的にはチーズソースと絡めた時点で食べたいので私は断固としてマッケンチーズを拒否する我儘な食客

シドニー育ちのhelpxオーナーは沢山のイタリアンレストランでマッケンチーズを食べていたそうで、マッケンチーズはイタリア料理であると勘違いしている様子

日本人がナポリタンをイタリア料理と勘違いしているのに似ている!

マッケンチーズは一般的にチェダーチーズを使います←チェダーチーズはイギリス原産だよ☆

元を正すとマッケンチーズはイタリア料理にルーツがありそうですが、イタリアでマッケンチーズは広く食べられてはいません

どうしてもアルデンテで食べたい私はアルデンテがいかに大事か必死に説明を試みるも不発

イタリアンレストランでイタリア人がマッケンチーズを料理しているのだからイタリア料理であると信じて疑わないおおらかなhelpxオーナーはマカロニだろうがスパゲティだろうがお構いなし!

多少料理の知識がある彼女は「イタリアのパスタビアン みたいなものよ」と話が逸れていく…

パスタビアンじゃねぇ!パスタビアンじゃぁぁぁ!!!(心の声)←パスタは女性名詞だよ☆

注:パスタビアンカは白のパスタの意味で茹でたパスタにオリーブオイルと塩、好みでパルメザンチーズをかけただけのシンプルなパスタ料理です

果たして激しい応酬の後、それでもスパゲティでマッケンチーズを作ったhelpxオーナーの作ったマッケンチーズwithスパゲティの出来上がりはと言うと…

やっぱり麺がのびていた…

だから言ったじゃん

因みにソースの出来上がりも微妙で作った本人も納得の出来ではなく2人で箸が進まなかった

キャセロール半分のマッケンチーズが残ってしまい、本日鶏のエサとして処分しました

料理って奥深い世界だよね

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