マグネチックアイランドから今晩は! もこなです
昨日私のアルデンテにかける熱い思いを綴ってまいりましたが、本日はアルデンテにまつわる旅の思い出を綴っていこうかと思います
因みにアルデンテとはパスタを茹でるとき「歯ごたえが残る」という茹で上がり状態のことです
私のワーキングホリデー(以下ワーホリ)の始まりはニュージーランドのクライストチャーチ(以下Chch)
私はChchで半年を過ごしました
初めてのワーホリでしたから英語の語学学校へ通い、日本食レストランで働きと日本人ワーホリメーカーとして王道のワーホリ生活をしていました
Chchは大震災の後の復興が進んでおらず、仕事を失った住民が移住してしまったこともあり中心地は未だに廃墟と化しております←一日も早い復興をお祈りしています
遊びに出掛けるような施設も少ないのでChchで半年過ごしたと話すと「よくあんなつまらない街に半年も居たねぇ」と国籍問わずに言われます
語学学校で仲良くなった日本人Yちゃんとお互いの仕事のスケジュールを調整してよく食べに出掛けていたので私はそれなりに楽しく生活していたのですけどね
Chchは復興が遅れていますが市の重要施設はいち早く復旧させていてカジノは既に以前通り営業していました←お金が流入してくる重要な施設ですからね
カジノと言うとギャンブル依存症だの負のイメージもありますがChchのカジノはとってもカジュアルでジーンズ着用でも入店出来る敷居の低いカジノです
ゲームスペースの他にスポーツバーやレストランも併設されています
カジノのレストランは時々お得なランチメニューセットを提供しているので賭け好きでなくともチェックしたいまる得レストランです
ある日Yちゃんと一緒にカジノのレストランへ行った時
その日のお得ランチセットが牛ステーキとスパゲティだったので2人で1皿ずつ頼みシェアしていただきました
サーブしてくれたウエイトレスさんが日本人女性で食事の感想を聞きにテーブルへやって来て
「いかがですか?麺の茹で具合は」と尋ねられたので正直に
「茹ですぎですねぇ」と答えると
「そうなんですよねぇ麺のコシを理解出来る民族は世界広しと言えどイタリア人と日本人だけみたいなんですよねぇ」と自身が働いている店にもかかわらず率直な意見を話していました
初めてお世話になったホームマザーももれなくパスタの茹ですぎでした☆
一つだけ鮮明に覚えている美味しかったパスタは季節労働していた時にシェアハウスメイトだったイタリア人A君がお裾分けしてくれたペペロンチーノ
A君はガサツな感じで一見料理なんぞしなさそうに見える若者でしたが、パスタにはこだわりがあったのか一人分のスパゲティを用意するだけなのに大きな鍋でたっぷりとお湯を用意し大量の塩を溶かして茹でるという基本中の基本をきちんと守って茹でていました
私は既に夕食を終えのんびりしていたのですがA君が用意しているペペロンチーノが美味しそうに見えたのでジッと凝視していたのでしょう、A君は気前よくお裾分けしてくれました
コレがベストなアルデンテ具合でにんにくと唐辛子がよく効いたシンプルでもベストなパスタ!
お腹が空いてもいないのにまた食べたくなる美味しいスパゲティでした
だんだん食レポっぽくなっていますが、私食べること大好きなんでね
現在helpxを利用しながらオーストラリアを旅していますが、私のホスト探しの基準の一つが「美味しいご飯が食べられるホスト」であることは言うまでもなさそう
とりあえずNZでアルデンテは理解されていなかったなぁと言う思い出話