楽しきhelpx生活 文化の違い

マリーバからこんにちは! もこなです

現在お世話になっているhelpxオーナー宅には私の他に3人のヘルパーがいます

その内2人が日本人で1人が中国人

ここのオーナーさんは女の子だけを受け入れているようです

オーナーによってはカップルや友達同士2人のヘルパーだけを必要としていたり、土木業経験のある男の子だけを募集したりと様々です

募集内容をよく読んでから応募したいですね

helpxとは簡単な手伝いを数時間する代わりに無料の宿と食事がもらえるボランティアシステムです

現在お世話になっているドライマンゴー詰めhelpxは季節労働業がオフシーズンの為、主にガーデニングや家の掃除をしています

複数のヘルパーが住めるよう家にはヘルパー用の部屋が数個あり、私は中国人の女の子ジーンちゃんと同室です

ジーンちゃんのジーンは彼女の英語名だそうですが、マリーバhelpx宅では皆彼女を中国名で呼んでおり影の薄い名前です

中国人の若者のほとんどは本名の他に英語名を持っています

外国人にとって中国名をきちんと発音するのは難しいためです

この英語名は親が決めるのではなく自身で決めるケースが多いようです

オーストラリアが中国とワーキングホリデー協定を結んだのは2015年の後半

ワーキングホリデービザ申請にはIELTSスコア4.5以上が必要なので英語が全く話せない中国人の若者はワーキングホリデービザを申請出来ません

お隣ニュージーランドも状況は似ていてIELTSスコア5.5以上、年間1000人枠のため更にハードルが高めです

ジーンちゃんは中国で旅行会社に勤めていた関係で仕事に必要な英会話力や単語力があるためIELTSスコアは全く問題がなく、オーストラリアでも旅行会社で働こうと仕事探しをしている勤勉で働き者な性格の子です

同じタイミングでマリーバに来たこと、同室であることにより私はジーンちゃんと過ごす時間が多め

他2人の日本人ヘルパーは以前(それぞれ違うタイミングで)マリーバhelpx宅に長期滞在していた、いわばOGなので私やジーンちゃんよりオーナー夫妻と仲が良く、思い出話とかされると私とジーンちゃんは全くついていけない感じです

ジーンちゃんとの会話は面白い文化の違いで満ちています(彼女の個性に左右されてもいますが)

彼女は北京からケアンズへやって来て、ケアンズのホステルに1泊した後にマリーバへやって来たオーストラリア初心者です

ホステルで4人ドミトリー部屋を予約したそうなのですが、男女混合だったことにビックリ!

中国のホステルは基本的に男女別々で、まさかこの世に男女混合部屋のホステルが存在していようとは夢にも思わなかったようです

到着早々のハプニングでジーンちゃんにとっては大きな衝撃だったのでしょう、この話をマリーバへ到着したその日に何度も繰り返し話してくれました

ジーンちゃんにとってオーストラリアは初めて来た国ですがアジア国内は沢山旅行していたようで、旅の荷物をコンパクトに納めることが出来る収納の名人です

この度オーストラリアへは旅行鞄(いわゆるコロコロ)と中型のリュックサックのみを携えて来たコンパクト旅行者

この厳選された荷物達がまた文化の違いを教えてくれます

到着したその日の夜、旅行鞄からまず取り出したのはシーツと枕カバー!

マイシーツとマイ枕カバー、更にはポケット型になったマイポケットシーツを持参です

彼女曰はく

「他人が使ったもの、洗ったものは綺麗かどうか分からないから」

だそうで、ケアンズで泊まったホステルでも大活躍だった品々です

更に洗濯用の手袋、ガーデニング用手袋、食器洗い用の手袋と数種類の手袋達やエプロン、ガーデニング用の靴、運動靴、オフィスワーク用の靴等々、どうしたらこの小さな旅行鞄に詰め込めたのか不思議な量と品々を1つ1つ紹介してくれました

この洗濯用手袋は彼女にとって必携のアイテムでして、毎日使っています

中国の家庭では(特に)下着を手洗いするよう教えられるそうで、洗濯機は大きなサイズの物を洗う用

服やズボンまで手洗いする几帳面で清潔好きなジーンちゃん

「そんなに手洗いばかりして大変ではないのか?」

と私は思いますが、習慣として身についているものなので面倒臭くもなく、むしろ汚れた服をそのままにしておくことの方が耐えられない様子

因みに手洗いで洗濯は彼女だけではなく他の台湾人の子も以前していたそう(OG談)

中国と日本は似たような文化だと思っていましたが、一緒に生活していると習慣の違いが色々発見出来て面白いです

良く考えてみると私はお世話になったhelpx宅で他のアジア人ヘルパーと一緒に仕事をしたのはオーストラリアが初めて

昨年のヨーロッパ旅行(フランスワーホリ)時にはアジア人ヘルパーに出会う機会はなく、どこのhelpx宅でも常にたった一人のアジア人でした

helpxはホスト先にもよりますが仕事もするホームステイみたいなもので、シェアアパートで一緒に生活するより濃く生活を共有することになります

生活習慣の違いは時にストレスを感じることにつながりますが、せっかく異国に来た同士ですから色々交流をしてみるのも楽しみの一つ

オーストラリアは多民族国家ですから特に色々な文化の違いを発見出来そうです

一期一会と思って日々の生活を楽しみたいと思います

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