ブラックヒースから今晩は! もこなです
私は現在オーストラリアでワーキングホリデー中の者ですが、2016年7月~2017年4月までフランスのワーキングホリデービザを利用してヨーロッパ旅行を楽しんでいた旅人です
因みにフランスの前はニュージーランドでワーキングホリデーをしていました
個人的にビザの申請のし易さからオセアニアワーホリをお勧めしていますが、人によってはフランスに行ってみたい若者もいるかと思うのでフランスのビザ申請方法について考えてみようかと思います
フランスのワーキングホリデービザ申請は在日フランス大使館でのみで受け付けされています
もしもニュージーランドでワーキングホリデーをしている日本人ワーホリメーカーが、フランスのワーキングホリデービザを申請したい場合は帰国する必要があります
また日本に住んでいたとしても在日フランス大使館から遠方の方は国内旅行をしなければいけないので大変です
私は幸い片道2時間ほど電車を乗り継げば在日フランス大使館へ辿り着ける範囲に住んでいた為問題はありませんが、北海道や沖縄在住の人が申請したい場合は大移動が必要です
人によっては在日フランス大使館に行くことがビザ申請の最難関になる可能性を秘めています
私はイタリアに行きたいけれどイタリアでワーキングホリデーが出来ないので、シェンゲン圏のヨーロッパでワーキングホリデービザを取得したかった旅人
正直フランスでもドイツでもポルトガルでもどこでも良かったのです
実際ニュージーランドから帰国する時、周囲に「ポルトガルのビザ申請頑張るわ~」と吹聴していました
帰国した後ポルトガルのワーキングホリデービザ申請要綱を熟読し、ネット上での情報量が少なかった為アッサリとフランスのビザ申請を目指した旅人
目的の為、手段には変化を加えても良いと思います
なぜフランスのビザ申請を始めから目指さなかったかについてはニュージーランドのサクランボ仕分け作業時に出会った日本人ワーホリメーカー君の情報によるところが大きいです
彼はフランスでワーキングホリデーを1年間した後、就労ビザをとり合計2年間フランスにいた経験のある若者でした
彼がフランスのワーホリビザを申請していた時代は在日フランス大使館にて「なぜフランスへ行きたいのか」フランス語か英語で面接をしていたそうです
英語でも面接は可ですが、フランス語より採点は辛くなるとのこと
フランスへ行くのが目的ではない私は当然ハードルが高すぎて申請は無理かと思いました
しかし帰国後ネットで情報集めをしていた2016年時には大使館での面接がなかったので難易度が下がっています(2017年も面接はありません)
どの国のワーキングホリデービザ申請にも言えることですが、申請要綱は毎年変化しているのでその年の申請要綱をよく読みましょう!
さてフランスに行く気がないフランスワーホリメーカーにとって最大の難関は申請動機文
始めからフランスに行きたければフランスに行きたい理由をつらつら綴れば問題ないかと思いますが、私の場合は「シェンゲン圏のビザとってイタリアでボランティアしよう!」だった為この申請動機文作成に頭を悩ませました
正直に「イタリアに行きたい」と書ければ問題ありませんが、いくらなんでもそんな動機文で申請が受理されないことくらい小学生だって分かります
ワーキングホリデービザ申請をする年齢の人であれば「本音と建て前」の意味がある程度理解されていますね
当然ですがフランスのワーキングホリデービザ申請の申請動機文は「なぜフランスに行きたいのか」を問われていますので、自分なりにフランスでワーキングホリデーをしたい理由を書きましょう!
申請動機文作成と同レベルで難しい「滞在中の計画書」作成について
当然ですがフランスに滞在する気のない人にとって滞在中の計画を考えることほど難しいものはありません
しかも英語かフランス語で計画書を制作します(フリーフォーマット)
とりあえずガイドブックをパラパラとななめ読みし、偽りの計画書を制作
どの国へ旅に出掛けても言えることですが「予定は未定」なので気楽に予定を立ててみましょう!
「履歴書」について
ビザ申請書類に「フランス語か英語での履歴書」があります
オセアニアワーホリの経験者であれば当然「英文履歴書」を作成済みですね
そのまま利用しましょう!
その他の申請書類達(2017年度と共通です)
- 申請書類チェックリスト
- 長期ビザ申請書
- 証明写真
- パスポート
- 残高証明書
- ワーキングホリデービザ宣誓書
- 健康診断書
- 海外旅行保険加入証明書
- 郵送にてパスポート返却の場合、レターパック510
以上が必要です
細かくは在日フランス大使館のビザ申請方法にて確認してください(書類によってはコピーも提出する必要があります)
因みに申請の為フランス大使館へ行く場合、事前に予約が必要です
申請予定日がある程度分かった時点で「大使館への予約」を済ませることを忘れずに!
オセアニアワーホリのビザ申請に比べて格段に申請方法が面倒くさいフランスのワーキングホリデービザ申請
ブログを書いていて思い出しましたが、フランスのワーキングホリデービザを申請する場合、フランス入国日を決めなければ何も始められないことが面倒臭さを増長させていました
入国日を決めよう!
フランスのワーキングホリデービザ申請受付は自身の決めた入国日より3か月前から可能です
入国日を決めなければ何も始められません
また提出書類の海外旅行保険は自身の決めた入国日から1年間加入する必要があります
オセアニアワーホリのようにビザ発給から1年間の入国可能時期がフランスにはありません
入国日を決定しなければ申請も出来ないのがフランスのワーホリビザの特徴とも言えます
フランスへは毎年800人ほどの日本人がワーホリに渡航している為、ネット上で沢山情報を集めることが出来ます
日本人にとって人気第5位のワーホリ協定国です
フランス語という日本人にはやや馴染みがない言語の国ですので、ある程度やる気がないとワーホリビザ申請まで漕ぎ付かないと思います
しかし隣の国に行く気満々の旅人でもビザを受け取れましたので、ビザを取る気のある人なら決して申請の難しいビザではありません
因みにこのブログを書いている人は31歳になる誕生日の2週間ほど前に大使館に申請しに出かけたギリホリ(年齢制限ギリギリのワーホリメーカーをギリホリと言うそう)です
大使館で受付をしてくれたお姉さんも私の申請書類を見て
「アレっ!?年齢が………。ああっ!大丈夫、大丈夫まだ間に合うね~!」
っと励ましてくれました
5年ほど前にイタリア語留学に行った際に学生ビザ申請しに日本のイタリア大使館に行った時の受付のお兄さんは大変無愛想な人で、「二度と大使館なんて所に行くものか!」と思ったものですが、フランス大使館のビザ受付の方は親切だったなぁと(今でも働いているかは分かりませんが…)
在日フランス大使館のサイトにもありますが「ビザ申請は前向きに検討される」そうです
申請書類に不備さえなければ申請が受理されないことはないでしょう
ビザ申請はワーホリの第一歩です
頑張ってビザ申請をして下さい
偽りにまみれた滞在中の計画書を作成しフランスへ旅立った旅人は、当初の予定「イタリアでボランティア」を果たすことなく帰国しました
結局スペイン旅行が楽しくなってしまい
- スペイン(6か月)
- フランス(1か月半)
- ポルトガル(1か月半)
- イタリア(3週間)
↑このような旅をし帰国
イタリアの為にビザ取ったのに「結局3週間しか居なかったじゃん!」
いつも思うけれど「予定ってのは予定なだけであって全ては未定よ」ね
因みに申請書類の「証明写真」はビザに使われません
ビザに使われる写真は申請日当日、大使館で撮りますので大使館にはちょっぴりオシャレをして行くことをお勧めします
私は申請日、風邪をひいていたせいか顔色の悪い虚ろな表情で写っています
パスポートにビザが貼られて郵送されてきますが、正直ガッカリな出来上がりのビザでした
体調を整え、オシャレして在日フランス大使館に行きましょう!